伏見十石舟・三十船 京都伏見の酒蔵と柳並木に囲まれた疎水の旅!
京の名水で造られた酒と米、重量物を運ぶ輸送船として使われていた船です。
明治時代までは多くの十石舟・三十船が運航されていました。
日本人として最初に新婚旅行の船舶して使用された船です。
寺田屋事件:薩長同盟の締結させた直後の慶応2年(1866年3月9日)、寺田屋に宿泊していた坂本龍馬を伏見奉行所の捕り方が包囲、坂本龍馬を捕縛もしくは殺害しようとした際に右手に傷をおった龍馬が傷を癒す為に、ここ寺田浜から三十石船に乗りお龍とともに九州の霧島に旅立った場所です。これが日本人として最初の新婚旅行といわれています。




伏見十石舟・三十石船
龍馬、お龍さんも乗った十石舟・三十石船に乗ろう
京都市伏見区本材木町(十石舟)、南浜町(三十石船)、京阪「中書島」駅にほど近い場所にある観光船の乗船場。観光船は酒蔵を中心とした京都伏見の町並みを楽しめる屋形船仕様の遊覧船です。「十石舟」「三十石船」と名づけられています。
もとは豊臣秀吉によって整備された伏見城の城下町、そして江戸時代には淀川舟運の拠点として栄えました。江戸時代には、伏見に立ち並ぶ酒蔵の水運輸送を担った船です。「酒」や「米」といった重量物を載せて、水運を利用することによって、短時間での輸送をしていました。
参考に船は当時伏見・大阪間を往来していた船のことを三十石の米を積んでいた事にちなんで「三十石船」と呼んでいたところから「三十石船」の名で、これより定員数の少ない「十石舟」と呼ばれています。
地元住民により1991年(平成3年)から伏見を流れる川の美化を進めるとともに、川舟を復興して観光資源とする取り組みが開始される。1997年(平成9年)に遊覧船として再現し復活。現在は観光船として人気を集めています。
十石舟のご案内
酒蔵と水辺が美しいコースを巡る
優しい風に吹かれながら港町伏見を楽しめます。
運航期間:平成30年3月24日(土)から12月2日(日)の期間(予定)
運休日:毎週月曜日(祝日を除く)
料金:大人1,200円(中学生以上)小人600円(小学生以下)幼児300円(小学生未満)
定員:20
名所要時間:約50分(往復)乗船場:月桂冠大倉記念館裏 河川沿い
運航コース:月桂冠大倉記念館裏乗船場発→三栖閘門下船(見学)→乗船→月桂冠大倉
記念館裏乗船場着着


三十石船のご案内
広々とした船内でゆったりと水辺を巡る
団体様ですと三十名ほど乗船いただけます。
運航期間:平成30年10月6日・7日・8日 11月3日・4日
運休日:毎週月曜日~金曜日(祝日を除く)
料金:大人1,200円(中学生以上)小人600円(小学生以下)幼児300円(小学生未満)
定員:30名所要時間 約40分(往復)
乗船場:寺田屋浜乗船場
運航コース:寺田屋浜乗船場 発→三栖閘門下船(見学)→乗船→寺田屋浜乗船場 着


アクセス方法
- 住所:京都府京都市伏見区表町574−1
- 京阪中書島駅から徒歩5
- 近鉄京都線駅桃山御陵前駅から徒歩約10分
- JR奈良線桃山駅から徒歩約18分
京都市内観光に便利でお得な地下鉄・バス一日(二日券)があります。
こちらに地下鉄・バス一日(二日券)の情報をまとめましたので参考にして下さい。
その他(近くの見どころ)
十石船の乗船場は「月桂冠大倉記念館」の南西側すぐにあります。
月桂冠大倉記念館では、月桂冠創業時からの歴史を物語る史料の数々あり、職人が唄い継いできた酒造り唄により再現された、かつての酒蔵の雰囲気を体験することができ、見学後は吟醸酒などの利き酒が楽しめます。
十石舟・三十船を楽しんだ後でゆっくり見学するもよし、乗る前に利き酒をしてからほろ酔い気分で船旅を楽しむのも楽しいと思いますよ!
坂本龍馬、明治維新が好きな方、坂本龍馬襲撃事件の舞台となった旅籠「寺田屋」があります、坂本龍馬の遺品、幕末の志士の遺品など歴史的資料が沢山ありますのでここはぜひ寄って欲しい場所です。「寺田屋」は見学だけでなく、今も実際に宿泊することができます。
ここを押して頂ければ
寺田屋のページが開きますので、もしよろしければ見て下さい。
京都伏見の名水も近くにあるので一度、試飲して下さい。
香り豊かでまろやかな水です。
道端にあるので気軽にくめます。
白菊水
ここを押して頂ければ
『白菊水京の名水』のページが開きますので、もしよろしければ見て下さい。
場所: 住 所: 京都市伏見区上油掛町186(鳥せい本店)駐車場
※近所の方が、水くみに来られているので少し並ばないと行けないです。